仕事がつらい【不安を軽減させる】

人は誰しも不安を抱えて生きていますが、仕事がつらいという人は特に、仕事対する不安が大きいのではないでしょうか。

「商談に失敗したらどうしよう」
「仕事が期限に間に合わなかったらどうしよう」
「ノルマを達成できなかったらどうしよう」
「取引先に怒られたらどうしよう」
「上司に怒られたらどうしよう」

仕事がつらいという人はこのように、様々な不安を抱えて仕事をしていることでしょう。

もちろん不安があるからこそ、それを打ち消すために努力ができるという面もあります。

しかし、不安が大きすぎれば、体が重くなったり、何に対しても希望見いだせなくなったり、憂鬱で動き出せなくったりと、日常生活にも支障をきたしかねません。

皆さんが例えば日曜日の夕方や平日の朝、仕事が始まる前から憂鬱な気分になるのもこの不安が原因ですよね。

ここでは不安を和らげる方法や不安を感じた時にその不安を緩和する方法を考えていきます。

2種類の不安とその対処法

不安を作る要素は大きく分けて2つあります。

1つは過去の失敗がもたらすもの。

過去の失敗がまた起こるのではないかというものです。

例えば、「上司とウマが合わない」という過去の経験から「今日もギクシャクするだろうな」「叱られるだろうな」と不安を感じる、これが過去の失敗から来る不安です。

この不安に対しては、理由がしっかりしているので「同じ失敗をしなくても済む方法があるかどうか」をよく考えてください。

もちろん、簡単に解決できるような問題は少ないかと思います。

上記の「上司とウマが合わない」という事例も今までの長い間の積み重ねでそうなった部分が大きいかと思います。

ただし、だからと言って諦めてはいけません。

大事なのは解決することではなく少しずつ直していくことなのです。

「いつもより大きめの声で挨拶する」とか「上司の手が空いている時間に話しかけてみる」と言った少しずつ改善できることから始めてください。

少しずつ改善できることをすることで、まだギクシャクしたままかも知れませんが、「今まで以上の事態」となる可能性は少なくなっていくはずです。

不安というのは、「今まで以上の失敗が起こるのが怖い」ことからくるのがほとんどです。

なので、少しでも良いので改善をしていこうと思うことで、今まで以上の失敗は起こらないと思うことができその不安は和らげることが可能なのです。

特に「仕事がつらい」「不安が強い」という人は、今までの失敗に対して一気に解決しないといけないと思いがちです。

そして、一気に解決することは当然難しいので、結局何もしない、ということが習慣化されてしまっていると思います。

なので、一気に解決しようとは思わずに、少しずつできることから治していこうと思うことはとても大切なのです。

そしてもう1つの不安が、自分自身で作りだしているものです。

例えば、「仕事が期限に間に合わなかったらどうしよう」「大きな失敗をしてしまったらどうしよう」と言ったものですね。

この不安は「もし○○したらどうしよう」というように、自分の頭の中で作られるものです。

従って、考えていてばかりでは不安な心がどんどん広がる一方です。

ですから、考えすぎるのをやめるということが大切です。

特に一人で家のなかでじっとしていると自然と色々なことを考えることになります。

なので、ウォーキングなどして体を動かすことも有用です。

よく小説家が散歩などをして構想を練ることがありますが、それと同じで散歩をすることで今までと違った考え方ができるようになったりもします。

なので、家でじっとして考え込むことは極力避けて積極的に体を動かしてください。

音楽を聞いたり、趣味に没頭するなど他のことをするのも有用です。

その他の対処法

深呼吸

不安が強いというときは息が浅くなり、体に酸素が十分に行き渡っていません。

ゆっくりと深呼吸することで、気分を落ち着けることが可能です。

深呼吸のやり方は下記の通りです。

①鼻から5秒ほどかけてゆっくり大きく息を吸う
②お腹が膨らんでいることを確認する
③10秒ほどかけてゆっくり口から息を吐く

上記の深呼吸を10回行ってください。

この腹式呼吸を行うことで自律神経のバランスが整い不安や緊張を緩和させることができます。

毎日決まった時間に1回と、それから不安や緊張を感じた際に何度でも取り入れてください。

紙に書きだす

不安を感じれば、そのことを紙に書き出してみましょう。

紙に書き出すメリットは2つあります。

1つは不安を書き出すことで悩みや不安の原因を把握しやすいという点です。

漠然と不安に思っていたり悩んでいるだけでは、実は何に悩んでいるかしっかりその原因を理解していないことがほとんどです。

紙に書くことで分解してその悩みや不安を見つめることができ、対処法などを思い付くこともあります。

そして、2つめは書き出すことで気持ちが落ち着く点です。

紙に書くだけで、気分が晴れることもあります。

その理由は、紙に書くということは他人に悩みを打ち明けるというのと似た効果があるからです。

ここで、なぜ他人に悩みを打ち明けると気持ちが和らぐのかについて考えます。

その理由は、「共感してもらうことで気分が楽になる」というのと、「悩みを吐き出すことで悩みが少なくなる」という理由です。
そして、この書き出すという作業は悩みを吐き出すという効果があるのです。

この紙に不安を書き出すという作業は、手軽にできる不安軽減法で効果が感じられる方法でもあるので是非試してください。

また、合わせて、悩みを話せる人がいる人は、上記の通りそちらも効果的なので、他人に悩みを打ち明けるということを試してみてください。

悩みを打ち明ける人がいないという人は紙に書き出すということを不安を感じる度にやってみてくださいね。

今までの成功体験を思い出す

不安を感じているときというのは、悲観的になっています。

そういう時というのは「失敗したこと」や「悲しかったこと」ばかりに目がいきがちです。

そして、今までの「楽しかったことや」「成功体験」のことは全く考えられていない状態なのです。

なので、今までの成功体験に目を向けるようにすることが重要です。

すぐに思い付かないという人は、大きな成功体験でなくても大丈夫です。

例えば、「友達と話して楽しかった」ということでも、立派な成功体験なのです。

なぜならあなたが楽しかったということは、相手も楽しかったということであるからです。

あなたの行動により、相手が楽しんだ、つまりあなたが人を幸せにしているということで、これは立派な成功体験ということができ、自信を持って良いことなのです。

このように、あなたは日常生活において、成功体験を積み重ねて相手を幸せにしているのです。

それから、仕事もそうです。

仮にあなたが仕事ができないと思っていたとしても、毎日会社へ行き働いていれば、それ自体が十分成功体験なのです。

あなたが働くことで少なからず、社会の役に立っているのです。

例えば、接客業なら「お客さんが快適に買い物できる」という手助けをしていることになります。

製造業なら「お客さんが必要とする物を作っている」というお客さんの役に立つことをしています。

事務職であっても、その会社にとって無くてはならない仕事で、「その会社が提供するサービスをお客さんが受ける」というところに貢献しているのです。

このように皆さんの仕事は少なからず誰かの役に立つことになるので、これらも十分成功体験なのです。

悲観的な状態と言うのは成功体験が見えにくい状態です。

不安を感じた場合は周りをよく見回して自分の成功体験を探してみましょう。

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