仕事がつらい【傾聴力を身に付けよう】

傾聴とは相手の心情を汲み取りしっかりと相手の話を聞くことです。
傾聴ができるかできないかは仕事においても大きな違いを生みます。
例えば、職場でしっかりと傾聴ができれば、話している相手方に「自分の話をしっかり聞いてもらえている」「話しやすい」と思ってもらえるようになり、相手に満足してもらえるようになります。
話を聞いている側にとっても、相手のことをしっかり理解することに繋がるので、相手のことを好きになれたり信頼関係を築きやすくなります。
また、傾聴は相手の話を聞くということがメインとなるので、傾聴スキルを身につけることで話すのが苦手という人でも円滑なコミュニケーションを行うことができるようになります。
ここでは傾聴を行うにはどうすればいいのかを考えていきましょう。

傾聴の方法

相手のことを知る

まず相手がどういう人かを知ることから始めましょう。
そのために普段から相手に興味を持ち相手のことをよく見るようにしましょう。
相手のことを知ることによって、相手の発言にどういう意図があるのか、相手がどう思っているのかを理解することに役立ち、上手な傾聴に繋がっていきます。

相手の表情と合わせる

相手を知ることができたらまずは相手と表情を合わせましょう。
相手が楽しいことを話している場合には笑顔で聞き、相手が悲しいことを話していれば悲しい表情で聞きます。
表情を合わせることで、相手に「しっかり聞いてもらえているな」と思ってもらうことができ、相手の話を引き出しやすくなります。
また、聞いている側にとっても、相手と表情を合わせることで理解しやすくなってきます。

姿勢に気を付ける

話を聞く際の姿勢にも気を付けましょう。
普段、腕を組んだり後ろにのけ反ったりして人の話を聞いていることはありませんか?
腕を組むということは、そういうつもりがなかったとしても相手を拒絶するサインとなってしまいます。
話を聞く際には腕を組まずにやや前屈みになって、しっかり聞いているということを姿勢で表すようにしてください。

相槌にも気を使う

話している時に相手に何の反応もなければ話しにくいですよね。
相手の話を聞く際にはしっかり頷き相槌するようにしてください。
上手く相槌を行うコツは相手の息づかいに合わせることです。
呼吸のスピードを相手と合わせることで自然と最適なタイミングで相槌を打てるようになります。
例えば、相手が興奮して話していれば相槌の間隔は早くなり、相手が悲しい話をしている時は相槌の間隔は遅くゆっくり深く頷くことになります。
呼吸をできるだけ合わせることで自然と相槌のスピードも合わせることができるかと思います。
また相槌において、人によっては同じ相槌ばかりをしている場合もあるかと思います。
例えば、「へぇ」というような同じ相槌を多用しているというようなケースです。
そのような場合には意識して色々な種類の相槌を使うようにしてください。
「はい」「はぁ」「ふーん」「へぇ」「あぁ」「なるほど」「確かに」
などという風に様々な相槌の方法があるので普段から色々な相槌を使うことを意識してみてください。
同じ相槌ばかりを使うと相手は違和感を感じてしまい話しにくくなるといったことにもなるので気を付けましょう。

おうむ返し

相手の発言に対して、その発言内容を繰り返すという方法が相手に気持ちよく話してもらうために有用です。
おうむ返しすることで、相手は自分の話をしっかり聞いてくれていると思うことができるからです。
また、おうむ返しされた言葉は聞き手が詳しく教えてほしいことだ、と話して側は理解します。
従って、そのことについてもっと詳しく話を聞きたいという場合にもおうむ返しを使うことも効果的です。
例えば相手が「昨日○○のコンサートへ行く途中で美味しいラーメン屋さんを見つけた」と発言したとすると「ラーメン屋さん?」とおうむ返しすれば、相手は話に興味を持ってくれていると思うこともできるしラーメン屋について更に詳しい話をすることができます。
ここでの注意点は「コンサートに?」と返さないことです。
話の内容からして、相手側が言いたいことは「美味しいラーメン屋を見つけた」ことですよね。
話の文脈を理解して正しいおうむ返しをすることが重要なのです。

効果的に質問する

話を聞いてくると、疑問に思うところやもっと詳しく聞きたいと思うところが出てくるかと思うので質問をしましょう。
効果的に質問することで、相手はより話しやすいと思ってくれるようになるかと思います。
効果的に、という理由は質問しすぎると逆に相手がとって話しにくいと思ってしまうからです。
質問を乱発するのではなく、気になった部分を効果的に質問してみましょう。
質問が苦手という人は5W1Hを意識すると質問しやすくなります。
いつ、どこで、誰が、何を、何のために、どのようにして、行ったのかについて、分からない部分は質問してみましょう。
特に相手が話に詰まったときには質問をすることで、話を誘導してあげることができるので効果的に用いてみてください。

相手の立場に立つ

傾聴で最も大切なことは相手の立場に立って話を聞くということです。
相手が話している状況の時に相手はどういう風に思っていたのか、について感情移入するようにしましょう。
相手の立場に立ち、感情移入することで相手に適した表情や相槌・質問などが可能となるのです。

コメント