(ソース:Otafuku)
みなさんはもっちーさんを知っているだろうか。
4年前、日本で行われたバルセロナ対チェルシー戦のチケットを購入したもっちーさんのことを知っている日本のサッカーファンは多いかもしれない。
悲劇のもっちー【バルセロナ対チェルシー】

当時金欠だったもっちーさんだが、一発奮起して7万円もするバルセロナ対チェルシーのチケットを購入。
あまりの高さに購入してからもしばらく動揺していたもっちーさんだったが、「メッシ・スアレス・コウチーニョ・アザール・カンテを生で見れるなら安いもんだと気持ちを落ち着かせている」と呟いたのだった。
しかし、メッシ・スアレス・コウチーニョはコパ・アメリカの大会後の休暇のため、アザールは直前でレアル・マドリードへの移籍が決まったため、カンテは怪我のため出場できず。
なんともっちーさんが7万円出して観たかった5選手全員が出場しないという事態に陥ってしまったのだった。
当然もっちーさんは落胆。
試合中に試合も見ずに、「誰もおらん」「誰もおらん」「誰もおらん」とツイートを繰り返していた。


もっちーさんは当時の状況について「頭が真っ白になってしまった」と語る。
頭が真っ白になってしまったもっちーさんは現実を受け止めきれずに、来日していないメッシやスアレスの試合出場を試合中に求めていたという事だ。
もっちーさん試合見て!😭💦💦#バルセロナ#チェルシー pic.twitter.com/mBSAOaQlHt
— サッカーファンタジーニュース 【フィクション・空想】 (@soccernews_euro) July 23, 2019
【上記ツイート】7万円の試合中にも関わらずツイートを連投するもっちーさんに対して、当時多くの心配の声が寄せられていた。
再起のもっちー【パリSG対インテル】
そんなもっちーさんだが、今年リベンジを決意。
パリ・サンジェルマン対インテルの試合のチケットを買う事を決めたのだという。
もっちーさんがサッカーの試合を観戦するのはあの日以来4年ぶり。
あのトラウマから一度もスタジアムには足を運んでいないのだという。
もっちーさんがリベンジしようと思ったきっかけは昨年のパリ・サンジェルマンのジャパンツアーだ。
川崎フロンターレと日本で対戦したパリ・サンジェルマンはなんとメッシ・ネイマール・ムバッペを同時出場させた。
圧巻の試合を日本のファンに魅せたのだ。
もっちーさんは語る。
「あの試合を観に行きたかったです。あのバルセロナ対チェルシー戦から怖くてスタジアムには行けていませんが、行かないでも後悔してしまう。だから怖くても次に欧州のビッグクラブが来れば観に行こうと思いました。そして、2年連続のパリ・サンジェルマンの来日が決まりました。絶対に行こうと思いました」
もっちーさんは6月15日に5万円のチケットを買った。
この時点でメッシのパリ・サンジェルマン退団はほぼ決まっていた。
しかし、もっちーさんは「もう多くは望みません。ムバッペとネイマールとルカクが観れればそれだけで満足です」と語った。
窮地のもっちー【悲劇は再び?】
しかし、ここに来て雲行きが怪しくなっている。
パリ・サンジェルマンは来日直前にムバッペがジャパンツアーに帯同しない事を発表。
ムバッペがレアル・マドリードへの移籍を希望し、契約延長に応じないからだとみられている。
そして、インテルのルカクも移籍を希望し、来日をしていない。
そしてさらに、ネイマールも怪我の回復具合が芳しくなく、アル・ナスル戦を欠場している。
8月1日のインテル戦にも出場しない可能性が浮上しているのだ。
果たしてセレッソ大阪戦でネイマールは欠場して、またしてももっちーさんが観たい選手が全員出場しないという悲劇が起こってしまうのだろうか。
今度こそもっちーさんに報われてほしいという思いの一方で、4年ぶりのもっちーさんの発狂を見てみたい気持ちも否定する事はできない。