(ソース:Otafuku)
ズラタン・イブラヒモビッチが声明を発出した。
イタリアの主要メディアが相次いで報じている。
イブラヒモビッチは今回発出した声明において、サッカーボールの耐久性を上げるよう要請したということだ。
イブラヒモビッチはサッカーボールを思い切り蹴るとボールを破裂させてしまうことから、これまで手加減してボールを蹴っていたという。
しかし、サッカーボールを毎回手加減して蹴ることは精神的にストレスで、本来の力を試合に発揮させることが難しい。
そのため今回の声明発出に至ったということだ。
イブラヒモビッチは現地メディアの取材に対して、「41歳となりキャリアも中盤に入ろうとしている。これからの10年でキャリアの集大成を発揮できるようこの要請が承認されることを切に望む」と語った。
仮にイブラヒモビッチの要請が承認された場合、サッカーボールの重さは現在の430gから2kg程度にまで重くなるだろうということだ。
専門家は頑丈なサッカーボールが採択された場合、他の選手にとっては大きな負担となり、ゲームスピードやプレーの質も大幅に下がるだろうと指摘している。
しかし、イブラヒモビッチはこれまでボールを破裂させないようにという大きなディスアドバンテージを追いながらプレーしてきた。
「本来のプレーができない中でプレーすることがイブラヒモビッチにとってどれほど苦痛であったか容易に想像することはできません」
そう語るのはイタリアミラノの記者マルゲリータさんだ。
「彼にはチームメイト想いの一面もあります。仲間たちが死ぬ気で戦っているのに自分は手を抜いてプレーしなければならない。とてつもない苦痛だったはずです。早くイブラヒモビッチが伸び伸びと本来のプレーをできる日が来ることを心から祈っています」
イブラヒモビッチの本来の力を解放するためにはサッカーボールの耐久性を上げることは不可欠だ。
神の真のプレーを見るためにもサッカーボールの耐久性を上げるべきだという声は日に日に大きくなってきているという。
この問題はどのような結末を迎えるのであろうか。
従来のサッカーを取るか、ズラタン・イブラヒモビッチというレジェンドの真のプレーを取るか。
簡単に決められるような問題ではないだろう。
この問題の行く末を注意深く見守らなければならない。