挨拶代わりのシュートによる負傷者数急増 中国当局が注意喚起

(ソース:Oyster )

中国当局がついに”挨拶代わりのシュート”の規制に乗り出した。

中長距離からの挨拶が可能な”挨拶代わりのシュート”については、コロナ渦の新様式として注目を集め、中国国内で流行していた。

しかし、中国国内でサッカーボールが猛スピードで行き合う状況はやはり不都合が多かったようだ。

多くの中国国民から安心して買い物にも行くことができないといった声や、親しい人に対してボールをぶつけるのは抵抗があるといった声があがっているという。

それに加えて決定的だったのは、負傷者数の急激な増大だ。

日に日に増加する”挨拶代わりのシュート”による負傷者数

12月21日には1日の挨拶代わりのシュートによる負傷者数が300人を超え、累計負傷者数は3857人にまで達した。

中国当局は”挨拶代わりのシュート”による負傷者数の増大による医療機関の崩壊を懸念しており、注意喚起に踏み切った模様だ。

挨拶代わりのシュート導入によりコロナウイルスの感染者数の増大を抑えることに成功した中国だったが、挨拶代わりのシュートが逆に医療機関を切迫させるという新たな問題に直面することとなった。

今後はコロナ感染者の入院患者数と挨拶代わりのシュートによる入院患者数とのバランスを見ながら、挨拶代わりのシュートの運用を考えていく必要があるだろう。