(ソース:Otafuku)
アジア王者の浦和レッズにニューヒーローが誕生した。
その名も“歩くハーフウェイライン”。
22歳の若手ディフェンダー大畑歩夢選手だ。
今年名門浦和レッズで22歳ながらもリーグ戦16試合出場と、急成長を続ける左サイドバックは先日のヴィッセル神戸戦で脚光を浴びることとなった。
後半ロスタイム、ヴィッセル神戸のGK前川選手からFW大迫勇也選手へのパスは大迫選手がハーフウェイラインから飛び出しており明らかなオフサイドだった。
しかし副審はあろうことかハーフウェイラインではなくその後ろにいた大畑選手のラインをオフサイドラインに設定。
ハーフウェイラインにいるべきところを大畑選手と共に走っている副審の姿がカメラにおさめられていた。
もしこの事が事実なら、「審判員の競技規則の適用ミス」ではなく、「審判員が大畑選手をハーフウェイラインと誤認」しただけということになり、再試合の可能性は無くなる。
しかし、この事は更に大きな意味を併せ持つ。
“歩くハーフウェイライン”の誕生を意味するのだ。
サッカー界にニューヒーローが誕生した瞬間だ。
サガン鳥栖時代から左サイドバックとして魅力的なプレーを披露している大畑選手。
“歩くハーフウェイライン”という素晴らしい異名を手に入れた大畑選手の将来がますます楽しみだ。
大畑選手はU-22日本代表にも選出されており、18日にはアルゼンチン代表と対戦する。
アルゼンチン戦での素晴らしいプレーに期待したい。