(ソース:Otafuku)
侍ジャパンに同行して栗山監督と共に指揮を取ることになっている森保一監督がWBC本大会への意気込みを語った。
侍ジャパンは明日開幕戦を迎え、中国と対戦する。
森保監督は開幕戦の始球式を務め、その後栗山ジャパンのベンチに入る予定となっている。
森保監督は中国代表との一戦について「格下であることは確かだが何が起こるか分からないのがスポーツだ」と語る。
「特に大きな国際大会の初戦では何があるか分からない。サッカーのW杯でもドイツ代表が格下の日本代表に敗れた。ほんの少しの油断が命取りになることは間違いない」と警戒感を示した。
また、「前半戦は攻めすぎないこと。あまりこちらの手の内を見せないこと。そうすることでハーフタイムに相手に修正させる隙を与えないことが重要だ」と語った。
森保監督によれば、格上が格下のチームに負ける時は往々にして格上のチームが前半戦で圧倒的な力を見せた時だという。
「全ての戦術を見せてしまえば、相手が修正してきた時にこちら側が修正することが難しくなる。前半は様子見の試合をすることが鍵となってくる」
さすがは名将森保監督である。
格上との対戦だけでなく格下との戦い方も熟知しているようだ。
鍵はハーフタイム。
それはサッカーも野球も変わらない。
いわばスポーツ戦術の真理とでも言うべきか。
後半一気に畳みかける森保監督の戦術で侍ジャパンは好スタートを飾ることができるだろうか。
間違いなく好スタートをきれるだろう。
侍ジャパンは心強い知将を加え世界一への一歩を踏み出す。