トランプ大統領、ラモスの活動に支援を表明

(ソース:Oyster)

久保建英選手のレッドカード取り消し問題を巡り、激しい抗議活動を展開しカード取り消し処分撤回を求めているセルヒオ・ラモス。

そのラモスに対してトランプ大統領が支援を表明したようだ。

アメリカのNBBニュースが速報で伝えている。

トランプ大統領は先日行われたアメリカ大統領選挙でバイデン候補に敗北。

その際にみられた”レッドミラージュ(赤い蜃気楼)”が、トランプ大統領の支援表明に関係があるという。

レッドミラージュとは何か。

トランプ大統領率いる共和党のシンボルカラーは赤。

今回の米大統領選挙開票作業の序盤はトランプ氏優勢でアメリカ大陸が赤色に染まっていった。

しかし、開票作業の後半、郵便投票の開票が進むと徐々にバイデン氏の青で染まっていった。

この赤が蜃気楼のように消えていった現象がレッドミラージュといわれている。

トランプ大統領は、久保建英選手のレッドカード取り消しも”レッドミラージュ”だと認識した模様だ。

トランプ大統領は周囲に「私も久保もレッドミラージュの被害者だ」と語っているということだ。

ホワイトハウスで20年以上取材を続けるオリバー記者は「トランプ大統領が久保建英選手のレッドカード取り消し問題に注目するのは当然です。まさに2人とも近い時期にレッドミラージュを体験しているのです」と分析する。

「トランプ大統領はレッドミラージュで負けたと報じられていますが、実際にミラージュ(蜃気楼)だとは思っていません。トランプ大統領はレッドがまだ存在し選挙に勝ったと確信しています。それはラモスも同じ。ラモスは一度獲得したレッドカードを後になって取り消すことは倫理的に問題があるとしており、レッドカードの存続を訴えています。トランプ大統領とセルヒオ・ラモスはまさしく同じ考えなのです」

トランプ大統領とセルヒオ・ラモスの主張の類似性を鋭く指摘したオリバー氏は、トランプ大統領がラモスの支援を表明した理由をこう分析する。

「トランプ大統領は久保建英選手のレッドカードを復活させることで”赤い蜃気楼”は蜃気楼ではない、レッドは実在したと世界に知らしめることができます。つまり、レッドミラージュという言葉がフェイクであることを証明することができるのです。それはトランプ大統領にとって大きなアドバンテージになります。トランプ大統領は開票作業前半の赤が優勢で自身が勝利している状況こそが真実だと証明することができるのです」

久保建英選手のレッドカード取り消し問題は、アメリカ大統領の未来を左右するまでに発展している模様だ。

アメリカ大統領という世界で最も力を持った人物を味方につけたセルヒオ・ラモスは、久保建英選手のレッドカード奪還へ破竹の勢いで突き進んでいくことだろう。