麦焼酎のタジィ 欧州狩りのモリを信じ続けた男

(ソース:Otafuku)

田嶋幸三65歳。

日本のサッカーファンなら知らない人はいない、公益財団法人日本サッカー協会の会長だ。

その田嶋会長が最近になって、かつてない程に評価を高めている。

その理由は“欧州狩りのモリ”こと森保監督の躍進だ。

カタールW杯でドイツ・スペインを撃破した森保監督は欧州で“欧州狩りのモリ”と呼ばれており、先日の欧州遠征でドイツと再戦したのだが圧勝、ついでにトルコやペルーなどの強豪国にも大勝をおさめている。

今やここ数年で実力をあげた世界的知将たちの1人として仲間入りしており、“最悪の世代”と呼ばれる存在にまでなっている。

そこで注目されているのが、欧州狩りが現在のように名を馳せる前の話だ。

2021年のカタールW杯アジア最終予選第3戦で森保監督率いる日本代表はサウジアラビアに敗北。

最終予選3試合を終えて1勝2敗でサウジアラビアとオーストラリアに勝点差6離される厳しい状況に置かれた。

当然、国内世論は森保監督解任派で一色。

日本サッカー協会に対して、森保監督を解任するよう求める声が多数上がっていた。

しかしそこで待ったをかけたのが田嶋会長だった。

当時の田嶋は「まだ3試合終わっただけ。日本全体でサポートしていく」と森保監督への揺るぎない信頼を口にした。

1人で世論に真っ向から反発したのだ。

その後、日本代表は森保監督の元でアジア最終予選において連勝に連勝を重ね、終わってみれば3位のオーストラリアと勝点7差という圧倒的な巻き返しでW杯出場権を獲得。

W杯本戦でドイツ・スペインを破り、その後ペルー・ドイツ・トルコに圧勝するほどの無敵艦隊を完成させた。

2021年の田嶋の英断が全ての始まりだったのだ。

田嶋がいなければ欧州狩りのモリは生まれていなかった。

この事実背景を受けて、日本サッカー協会田嶋会長が賞賛されているのだ。

そして、美食家として知られる田嶋会長は“麦焼酎のタジィ”と称賛を込めて呼ばれている。

これは森保監督が“欧州狩りのモリ”とワンピースのキャラクター、“海賊狩りのゾロ”からとった名前で世界的に名が通っているというのもある。

森保監督が“欧州狩りのモリ“なら、美食家の田嶋会長はその船長の“麦わらのルフィ”からとった”麦焼酎のタジィ“だ。

そして更に注目すべきはタジィがカタールW杯前後にニカ化していることだ。

ギア5ニカ化前のタジィ【上部画像】とギア5ニカ化後のタジィ【下部画像】

そして注目すべきは麦焼酎のタジィがニカ化(ギア5発動)した直後から日本代表が躍進しているということだ。

タジィのニカ化後、日本代表はカタールW杯でドイツ・スペインを撃破、そしてカタールW杯後もペルーやドイツ・トルコに大勝するなど活躍が目覚ましい。

日本代表の躍進の影には田嶋会長のニカ化が影響していたのだ。

“麦焼酎のタジィ”と“欧州狩りのモリ”。

「蹴球王に俺はなる」

この2人が率いる日本代表は、本当に次のW杯で優勝を成し遂げるかもしれない。