【速報】レッドカードの退場時間が30分程度に セルヒオ・ラモス氏らが提言

(ソース:Otafuku)

サッカーの試合における退場処分は1人少ない状況での試合を強いられることから、試合の勝敗を大きく左右する。

その退場処分について、改革が行われるかもしれない。

セルヒオ・ラモス選手らで構成されるレッドカードの会(通称チームレッド)がFIFAに対して新たな提言を行なったのだ。

チームレッドが指摘しているのは試合の序盤と終盤での退場処分の試合への影響の差。

終盤でのレッドカード退場の場合数的不利で戦うのは数分間だが、序盤の退場処分の場合は90分近く数的不利で戦わなければならない。

同じ処分であるのにこのような大きな差が生まれるのはおかしいと言うのがチームレッドの指摘だ。

専門家は「チームレッドの指摘はとても筋が通ったものです」と指摘する。

「これまで多くの試合が試合序盤のレッドカードによって台無しにされてきました。確かに悪質なプレーをしたチームは然るべき処分を受ける必要があるでしょう。しかし終盤でのレッドカードとの差の説明がつきません。試合序盤のレッドカードの罰則の軽減は不公平感を無くすのに有用です」

レッドカード退場の退場時間が30分に短縮されれば試合序盤のレッドカードで試合が台無しになると言う事態は避けられそうだ。

また、悪質なプレーが増えるのではないかとの懸念に対しては、後半の終了間際だからと言ってレッドカードが増えていない現状から問題はないと言うことだ。

また一部懸念があったレッドカード世界最多ホルダーのセルヒオ・ラモス氏が1試合3枚のレッドカードを狙うのではないかとの懸念のついては、数的不利となるのが30分だけで退場した選手は同じ試合で出場することができないので問題ないということだ。

この新ルールが適用されるのは2024年からの見込み。

2024年からは試合序盤の退場で試合が台無しになって失望すると言うことは無くなりそうだ。