(ソース:Otafuku)
サッカー日本代表の森保監督がアジアカップ準々決勝のイラン戦で披露した“後半死んだふり作戦”だが、その評価はあまり芳しくないようだ。
後半死んだふり作戦とは、森保監督がカタールW杯で披露した前半死んだふり作戦(通称:森保システム)から派生したものだ。
森保監督はカタールW杯のドイツ戦・スペイン戦でこの前半死んだふり作戦を敢行し、相手を油断させ、後半一気に畳み掛けて逆転勝利を果たした。
アジアカップの大一番イラン戦では、この前半死んだふり作戦の進化版“後半死んだふり作戦”を披露。
調子の良い久保建英選手と前田大然選手を下げて、調子の悪い選手を残して、死んだふりをしたまでは良かったものの後半アディショナルタイムに失点し敗れた。
ドイツの専門家は森保監督が後半のアディショナルタイムに失点するまで交代枠を枠3残していた事に注目。
「延長戦に選手交代を行い、一気に畳み掛けるつもりだったはず。ドイツやスペインを破った時の戦い方と似ていました」
しかし誤算は前半負けていても後半の試合が行われるものの、後半負けていれば延長戦が行われないことだ。
延長戦があれば絶対に逆転していたであろうはずが、非常に残念な結果となった。
森保監督の後半死んだふり作戦が完璧なものになるには、後半終了後に点差が開いていても延長戦を行う事だ。
そのためにはルール改正が必要だ。
今後のルール改正に期待するしかない。