セルヒオ・ラモス、久保建英の退場処分取り消し巡りスペイン最高裁へ提訴

(ソース:Oyster)

久保建英の退場処分取り消しに抗議していたセルヒオ・ラモスが最終手段に乗り出したようだ。

スペインの現地メディアが速報で報じている。

ビジャレアルの久保建英がバレンシア戦で退場処分となった際に、セルヒオ・ラモスは「人はレッドカードの枚数分だけ成長できる。人間としても選手としてもだ」と賛辞を送っていた。

しかし、スペイン連盟は久保の退場処分の原因となったプレーについて、故意によるものではない、と判断。

退場処分を取り消していた。

これを知ったラモスは激怒。

連盟に対して「レッドカード取り消しは倫理的に問題がある」「せっかく手にいれたレッドカードを取り消される選手の気持ちを考えなければならない」と抗議していた。

結局ラモスの抗議は受け入れられなかったものの、ラモスは最終手段に乗り出したようだ。

久保建英のレッドカード取り消し撤回を訴えスペイン最高裁へ提訴したのだ。

ラモスをよく知るスペインのミュンベル記者は「久保の退場処分取り消しから3日経ちました。しかし、仲間想いのラモスの怒りは少しも収まってはいません。ラモスはレッドカード取り消しは人権侵害だとしてスペイン最高裁へ提訴しました。ラモスにとってレッドカードは命よりも大切なものなのです」

ビジャレアルの次戦カディス戦は26日0時。

タイムリミットは目前に迫っている。


メッセージアプリでラモスが久保に送信した動画。レッドカード取り消しに落ち込む久保に向けての励ましの演奏曲だ。